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エギングをやりはじめた初心者のころ、エギに対する知識もなにもなく、釣具屋さんやネットで、気に入った色のエギを訳も分からず適当に買っていました。
みなさんが自分と同じようなムダをしないように、今までの経験と知識からくる、おすすめのエギを紹介したいと思います。
ひとつ注意していただきたいのは、この経験と知識は日本海側で得たものなので、それ以外の地域では違ったものになることがあります。
今回紹介するのは、
DUELの『EZ-Qキャスト 喰わせ』です。
あなたにおすすめするカラーは4つ
- 夜光ボイル(LBI)・・・
通称:サーチマスター。イカがいるのかいないのか、サーチ的に使用するカラー - ブルー夜光パープルパープル(BLPP)・・・
通称:シルエットマスター。濁り潮、マヅメ、ナイトで効果的なカラー - ブルー夜光マーブルピンク(BLMP)・・・
通称:数釣りマスター。たくさん釣りたい人におすすめカラー - リアルイソスジエビ(RISE)・・・
紫外線に反応するケイムラカラーで、ローライト時の必須カラー
EZ-Qキャストって足が付いてて、エビみたいなエギだよね?
そうだね。他社のエギと少し違うよね。
カラーが多くてどれを買っていいかわかんない。
そうだね。おすすめのカラーも出てくるから見てみよう。
用語解説
【マヅメ】
朝マヅメと夕(ゆう)マズメがあり。朝マヅメは夜明けから、日の出までの約1時間。夕マズメは日没前から日没後の約1時間。魚のお食事時間。
【ケイムラ】
蛍光紫(ケイコウムラサキ)の略。紫外線により青白く発光しアピールする。
【EZ-Qキャスト喰わせ】の主な特徴
サイズ(号) | 重量(g) | 沈下スピード(sec./m) |
---|---|---|
2.5号 | 10g | 5.2 |
3.0号 | 14g | 3.7 |
3.5号 | 17g | 3.2 |
- パタパタ®フット
水の抵抗を受けるとパタパタとバイブレーションを起こす。エビの足をリアルに再現し、波動と紫外線発色でアピールして躊躇なく抱かせる。 - ウェーブモーションボディ
凸凹ボディが従来のエギ形状では出せない強い波動を発生。その波動でイカを誘う。
なんといってもあのパタパタが特徴的だね。
そこが他のエギとは決定的に違うよね。
名前に“喰わせ”って入ってるだけあって、ナチュラルににアピールするのが得意みたい。
そうだね。使い方を見てみよう。
【EZ-Qキャスト喰わせ】を使うタイミング・使い方
- イカの活性が低い時。
- パタパタフットの付いていないエギにスレてしまって、イカの反応がなくなってしまった時に投入し、パタパタフットという最大の特徴により、普通のエギにスレてしまったイカにスイッチを入れます。
- 派手に動かすのではなく、小さくチョンチョンとシャクったり。ゆっくりリフト&フォールさせてイカを刺激しないようにして誘うのが最適です。
- ボトムステイ、ズル引き、ただ巻き、といったいろいろな誘い方ができる。
- 秋は、ダートマスターで寄せて、キャストで喰わせる。また、ダートマスターで抱き切らない時にキャストにチェンジして仕留める、という鉄板パターン。
- 春は、ダートマスターの前にキャストを投入し、警戒心の強い春アオリイカがエギにスレてしまわないうちに仕留めます。
- このエギをフォールさせる時は、フリーフォールよりもテンションフォールの方がいいと思います。テンションをかけた方が、よりパタパタが効果的に感じます。
用語解説
【スレる】
エギを見すぎて、警戒心が強くなり、エギに反応しなくなる状態。
【シャクる】
ロッドを上にあおって、水中のエギを上方へ持ち上げること。
【リフト&フォール】
ロッドを立ててエギを持ち上げてから、ロッドを寝かせてフォールさせること。
【ズル引き】
アクションを加えずに底を引くこと。
【ただ巻き】
アクションを加えずに一定のスピードでリールを巻くこと。
【EZ-Qキャスト喰わせ】おすすめカラーをレビュー
夜光ボイル(LBI) サーチマスター
- 朝夕マヅメ時に、サーチ的に使い、実績が出ているカラーです。
- 濁りがある時も、このエギでの実績が高いです。釣り人からの視認性も高いので、濁り気味の時は多用します。
- マヅメ時は、ブルー夜光ボイル(マヅメマスター)よりも反応がいいので、マヅメ時はこのエギにしています。
ブルー夜光パープルパープル(BLPP) シルエットマスター
- ナイト、朝マヅメのまだ暗い時間帯に使用し、実績が出ているカラーです。
- 日中の濁り潮時も、シルエットがはっきり出るので、よく釣れます。
- 夕マヅメの暗くなるまでの時間帯の実績はイマイチです。
ブルー夜光マーブルピンク(BLMP) 数釣りマスター
- オールマイティに活躍するカラーです。
- 秋は、名前の通り、日中のイカの活性が高いタイミングに数釣り出来ることがあります。
- 春のエギングシーズンでの実績も非常に高いです。
リアルイソスジエビ(RISE)
- このカラーは使うタイミングを選びません。
- 困った時のイソスジエビ。他のカラーで釣れない時にこのカラーを投入し、実績を上げています。
- 爆発はしませんが、安定して釣果が出せるので、絶対に手放せないカラーです。
【EZ-Qキャスト喰わせ】のメリット・デメリット
メリット
- 初心者でうまくシャクリ動作ができなくても、軽くシャクれば、パタパタフットのおかげでイカを誘うことができる。
- パタパタフットを使った、いろいろな誘い方ができる。
- 他のメーカーエギより価格が安め。
デメリット
- 飛行姿勢が安定しにくく、飛距離は他のエギと比べ落ちます。
- カラーが多くどれを買っていいか迷うのと、無駄に買ってしまうことがある。
- ダートが不安定。
まとめ
飛距離がイマイチですが、それをカバーして余りある、パタパタフットの威力を感じさせるエギです。
他社のエギにはないパタパタフットにより、他のエギからこのエギに変えた途端にイカの反応が良くなるという経験は何度もしています。
パタパタフットがあることにより、誘い方のバリエーションも増え、一つのエギでも、誘い方を変化させることで、スレにくいように感じます。
また、【EZ-Qダートマスター】や【EZ-Qマグキャスト】、【LQ】などとの使い分けで、より多くのイカをキャッチできるのではないでしょうか。
カラーの種類がたくさんあり、どれを買ったらよいか迷うと思います。良かったら当記事を参考にしてみてください。
今回紹介した4種類は、いずれも実績はじゅうぶんです。特に【ブルー夜光マーブルピンク(BLMP)数釣りマスター】は春、秋ともに実績ピカイチなので、ぜひ使ってもらいたいカラーです。
たくさんイカが釣れますように・・・