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筆者の地元、若狭では、そろそろアオリイカが釣れだしました。秋と違い警戒心の非常に強い春の親イカを釣るために、どんなエギがいいのかな?と迷っておられる方に、【YAMASHITA編】【DAIWA編】に引き続き、今回は【カルティバ編】ということで、カルティバのDraw4シリーズの中から春エギングにおすすめの2本を紹介したいと思います。
DUEL編も参考にしてみてください。
あなたにおすすめするカルティバのエギ2本は・・・
- Draw4 タイブレイカー アップルマンゴー/レッド
スレイカ、夜に強い赤テープ。日中でも視認しやすく、サイトに適したカラー。 - Draw4 タイブレイカー パールライズ/赤金
下地は腹部が赤、背中が金のツートンで、シチュエーションを選ばないカラー。
Draw4ってカラーたくさんあって迷っちゃう。
今回は春に強いカラーをチョイスしてみたよ。
2本とも赤テープなんだね。
赤テープはシルエットも出やすく、スレイカにも強いしね。パールライズは金も入っているし、使いどころが多いよ。
Draw4の特徴
Draw4の名前の由来は『4つの引き出し』という意味があります。
https://www.draw4.jp/products/draw4/
- 【3Dダート】
横のダートに縦の動きを合わせた3Dダート。前方向への移動を極力抑え、レンジ変化でスレたイカのスイッチを入れる。ジャーク時にスラックを入れることで、誰でも容易に演出できるよう設計。もちろんショートダート、ロングダート、どちらでも得意とし、アングラーの意図した動きに追従してくれる。
【フラッシュジャンプ】
跳ね上げは真上へ上がるように設計。また跳ね上げ時にきりもむようなフラッシングを加え、レンジ変化と反射で集魚力は4つのアクションの中で一番高い。コツとしては一度軽くショートジャークを入れてから、素早く真上へ強めのジャークを入れることで簡単に演出できる。
【ホバリングスライド】
これはDraw4の最大の武器ともいえる。安定した高いボディバランスは、多少の波風ではぶれる事も無く、容易に安定したフォールを演出。また潮を受け流すのではなく捉える構造は、ちょっとした状況の変化をも的確に伝え、大きなアドバンテージを与えてくれる。
【バンジーフォール】
フォール=喰わせ、静の動き。この静の動きをも攻めのアクションに変えてしまうのが、バンジーフォール。フォール中に一度見切ったイカはもう抱くことは無い。この冷め切ったイカをなんとかもう一度スイッチを入れ、抱かすことは出来ないか?もし停止していたエギが突如急降下をし、ボトムへ逃げるベイトフィッシュを演出できればスイッチを入れなおすことが出来るのではないか?こうしたきっかけで生まれた攻めのフォールアクション・バンジーフォール。今ではこの他にも、ピンポイント攻略や急流攻略など無くてはならないDraw4を代表するアクションとなった。
TB(タイブレイカー)とは?
Draw4の特徴にプラスして、8秒/mというスーパースローシンキングなので、春の藻場、警戒心の強い親イカに対して力を発揮します。画像のように、シンカーが特徴的になっており、手前に寄ってきにくく、ラインスラッグ(糸ふけ)を少し出すことで、エギがステイ状態になりイカに長時間エギを見せ抱かせることができます。
シンカーがカップ形状になっているためシャクリは重く感じます。
おすすめカラー
Draw4 タイブレイカー アップルマンゴー/レッド
- 赤テープなので夜間でもシルエットがはっきり出るのでナイトエギングでの使用が多いです。
- ナイトエギングでは、タイブレイカーの特徴を生かして、中層でのレンジキープや、底でのステイを多用しイカを誘います。
- 日中に濁りがある場合でも力を発揮します。また視認性が高いのでサイトエギングにも適しています。
オレンジのエギ好きだね(笑)。
赤テープでオレンジの組み合わせは使いどころが多いので好きだよ。
背中の柄もかっこいいね。
背中の緑色の柄がオレンジとのコントラストでイカを誘うんだよ。
Draw4 タイブレイカー パールライズ/赤金
- 下地カラーが、腹部はレッドで、背中はゴールドなのでシルエットが出やすく、フラッシング効果もあります。
- アップルマンゴーと同様に、タイブレイカーの特徴を生かして、中層でのレンジキープや、底でのステイを多用しイカを誘います。
- 地味なカラーですが、スレイカに口を使わせるのにぴったりのカラーです。
柄が昔っぽくてかっこいいね。
背面の杉模様とドット柄がイカにアピールするよ。
下地の赤と金の組み合わせもいい感じ。
夜、マヅメ、日中、どのシーンでも使えるオールマイティカラーだよ。
なぜタイブレイカーなのか?
春のエギングにおいて切り離すことのできないキーワードは『藻場』です。
アオリイカの産卵場所である藻場の攻略は春のエギングにおいて必須となります。
海面近くまで藻が伸びている藻場において、ゆっくりフォールさせることで、警戒心の強い親イカを刺激せずに、じっくりエギを見せることができるのです。
また、このタイブレイカーというエギは、ほぼステイ状態を作ることができるエギなので、春の藻場を攻めるには最適なのです。
反面、水深のあるポイントや潮の流れの強いポイントには向かないのでベーシックタイプをチョイスしましょう。
まとめ
今回は春エギングにおすすめのエギをカルティバのDraw4シリーズから2本紹介しました。
このDraw4タイブレイカーというエギは、フォールをさせたくない、かと言ってレンジキープのために手前に引きたくない。その場でサスペンドに近い状態になるようなエギはないかと探していて見つけました。
シャクってフォールさせずにサスペンドする事で抱いてくるイカもいますが、サスペンド状態でイカにエギをじゅうぶん見せてから、一気にフォールさせることで、エギに興味を示していたイカが慌てて抱いてくる印象です。
サスペンドという他にない状態を作れることにより、エギの動きにバリエーションが増え、膠着状態を打破できるのではないでしょうか。
エギの種類、カラーは無数にあり、シチュエーションにマッチしたエギをチョイスし釣っていくのもエギングの楽しみのひとつです。
また、”これで釣れなきゃあきらめがつく” と言えるエギを少数だけ厳選して釣るのも楽しいものです。
はじめのうちは迷って迷って結局釣れなかったなんてことはザラにあります。
持って行っても使わないようなエギは荷物になるだけなので初めから持って行くことはお勧めしません。迷いが増えるだけになってしまいます。
迷うくらいなら決め打ちって事で2本だけ紹介しました。今回はあくまでカルティバのエギに限定しているので2本だけの紹介ですが、釣行時は他メーカーのエギも持って行き、使い分けることをおススメします。
たくさんイカが釣れますように・・・