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今回は、秋エギングに使う、エギのサイズ(号数)を解説していきます。
福井でのサイズ選びになりますので、九州や太平洋側など、他地域とは少し違うと思いますので、ご理解ください。
エギって全部一緒の大きさじゃないんだね?
そうだよ。イカの大きさによって使い分けないといけないんだ。
秋のアオリイカはちっさいから、エギの大きさもちっさいのかな?
基本的なエギのサイズ
サイズ | 長さ(約) | 重さ(約) | 季 節 |
---|---|---|---|
2.5号 | 7.5㎝ | 10g | 秋 |
3.0号 | 9㎝ | 15g | 春・秋 |
3.5号 | 10.5㎝ | 20g | 春・秋 |
4.0号 | 12㎝ | 25g | 春 |
エギのサイズは ”号” で表します。
1.0号(1寸)が約3㎝で、一般的なサイズは、2.5号、3.0号、3.5号、4.0号の4種類です。
メーカーによって差はありますが、基本的には、1.5㎝、5gずつ大きくなります。
イカが抱くエギの大きさ
アオリイカは自らの胴長に対して、魚の大きさが半分以下の場合は積極的に捕食しますが、胴長より大きくなると警戒して、なかなか抱こうとはしません。また、魚が胴長の2倍になると抱きません。
対象の魚が大きくなると「食うか食われるか」の外敵とみなすためと考えられます。
秋のエギングの対象は新子になるので、大きいエギを使っても釣りにくいと言えます。
用語解説
【胴長】
イカの足を含めない胴のみの長さ
秋に使うエギのサイズの選び方
序盤(9月)
- 3.0号を遠投し、手早く活性の高いイカを集めます。この時、ラトル入りを使うのも有効です。成長の早いイカはこの段階で抱いてくることもあります。
- 3.0号を数投してから、エギを2.5号にサイズダウンして、3.0号で集めたイカを釣っていきます。
中盤(9月下旬~10月上旬)
- 3.0号がメインになります。
- 3.0号で抱かない時は、2.5号にサイズダウンさせて抱かせるようにします。
終盤(10月中旬以降)
- まず3.5号で様子を見ます。
- 3.5号に反応がなければ3.0号にサイズダウンし丁寧に探っていきます。
- 11月に入り大きな個体が混じりだしたら、3.5号で遠投し広範囲に探っていくのが有効です。
用語解説
【ラトル入り】
エギの内部にラトルという小さな球が複数個入っていて、振ると音が出る。この音でイカを誘う効果があると言われる。
イカの反応が悪い時は
秋は春と違い、イカの数は絶対的に多く、捕食にも積極的なイカが多いので、イカがいれば反応はあります。1投目で釣れることもよくあります。
そんな中、イカからの反応が悪い時は、エギのカラーや、エギの種類を変えることも効果的ですが、エギのサイズを大きく変えて反応を見るのも有効です。
3.5号を投げておいてから2.5号に一気にサイズダウンしてみたりして、エギのサイズチェンジによって活性が上がり釣れだすこともあります。
また、サイズだけでなく、フォールスピードを変化させるのも有効です。
まとめ
秋エギングは、春エギングと違い、初心者の方でも比較的簡単に釣ることができます。
ですが、エギのサイズが間違っていれば釣るのは難しくなります。9月の初旬に、3.5号ばかり使っていても、なかなか釣れないでしょう。
秋のエギングは3.0号と2.5号が中心となります。(地域によって変わります)
8月になると釣具屋さんに、いろいろな種類のエギが並びます。秋はエギング人口も多いので、人気のエギは売り切れになることも。
早めに購入するエギを決めて、売り切れる前に購入しましょう。
この購入するエギを考えている時も、楽しい時間です。興味のあるエギをリストアップして、あーでもない、こーでもない、と考えている時は自然と笑顔になってしまいます。
このブログを読んでいただき、みなさんも、そうなることを心から願っています。
いっぱいイカが釣れますように・・・